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白と黒 (1963) : Shiro to Kuro

橋本忍のオリジナルシナリオより、堀川弘通が監督した推理ドラマ。撮影は村井博。第37回キネマ旬報ベスト・テン第9位。

監督:堀川弘通
出演:小林桂樹:落合克巳(東京地検捜査検事)
仲代達矢:浜野一郎(弁護士)
乙羽信子:落合知子(落合の妻)
大空真弓:村松由紀(製鋼会社会長の娘、浜野の婚約者)
千田是也:宗方治正(城南弁護士会会長)
東野英治郎:宮本(宮本組社長)
小沢栄太郎:吉岡(東京地検刑事部長、落合の上司)
西村晃:平尾(警視庁捜査一課刑事)
山茶花究:岩崎
三島雅夫:村松
井川比佐志:脇田正吉(前科4犯の容疑者)
岩崎加根子:大井房子

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白と黒 (1963)のストーリー

目黒の高級住宅街で殺人事件が起った。被害者は城南弁護士会会長宗方治正(千田是也)の妻靖江(淡島千景)で、発見者は夜間学校から帰宅した女中のきよだ。捜査一課の厳重な警戒網が布かれた結果、前科四犯脇田(井川比佐志)が現場附近の不審尋問に引っかかり、宗方邸へ強盗に押し入ったことを自供した。事件担当検事落合(小林桂樹)の尋問に脇田は殺人を自白した。死刑廃止論者の宗方は、助手の浜野(仲代達矢)とともに脇田の弁護をかってでた。浜野は新進気鋭の弁護士で学生時代から宗方夫妻の世話をうけていた。この浜野と靖江の間には、彼が書生として住みこんでいた頃から関係があった。しかし、その浜野には、製鋼会社会長村松の娘由紀(大空真弓)との縁談が起った。嫉妬に狂った靖江は由紀に二人の関係を告げると言い出したため、浜野は夢中で靖江の首をしめたのだった。浜野は脇田が捕まってはじめはよろこんだが、日がたつにつれて良心の呵責に苦しんだ。果ては、落合に必要以上に脇田の無罪を主張した。落合は浜野の妙にからんだ言葉に疑問を持ち、極秘裡に補充捜査をすることになった。その間、脇田は法廷で死刑の論告を言い渡されていた。そんな頃、浜野が真犯人であるという証拠物件の数々が捜査一課に集った。その証拠の前に浜野は、殺人事件を自白した。落合のメンツを捨てた再調査の、勇気と信念に対して、マスコミは一斉に拍手を送った。ところが石川公一という一人の見知らぬ男からの手紙によって、事件はまたもや意外なところに波及した。九時二十八分に電話したとき話中であったため、電話局で調べてもらったところ、女の声で応答があったというのである。浜野は絞殺して九時には宗方邸を出ているのである。失神状態を死んだと断定して逃げたのであった。脇田はその後に押し入り、さわがれて殺したのであった。検察庁はマスコミに徹底的に叩かれた。結果、落合は宮崎に左遷されることになるのだった。

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